子宮頸がん予防ワクチンについて
ワクチンの予約を開始しました。10才以上の女性が対象です。
1回接種代 15,000円です。
子宮頸がんワクチン公費接種について
熊谷市は平成24年度も、子宮頸がんワクチンの予防接種費用助成を継続するそうです。
対象年齢は
(1)新中学1年生から高校1年相当の女子
(2)新高校2年生相当の女子のうち、平成23年度中に1回目または2回目の接種を行なった方です。
ワクチンの予約は受付で承ります。
子宮頸がん予防ワクチンは半年間に3回接種します
初回接種、初回接種から2ヵ月後、初回接種から6ヶ月後の合計3回の接種が必要です。3回接種することで十分な効き目が得られるため、きちんと最後まで接種することが重要です。
子宮頸がんに関する詳しい情報はこちらでご覧いただけます。
すべての女性にしってほしい子宮頸がん情報サイトallwomen.jp
子宮頸がんQ&A
Q.ワクチンを接種すれば子宮がん検診を受けなくても大丈夫?
A.子宮頚がん予防ワクチンは、子宮頚がんになりやすいHPV16型と18型と尖圭コンジローマの原因となる6、11型の感染を予防します。すべての発がん性HPVの感染を防ぐものではありません。
Q.性交渉の経験があるので、すでに発がん性HPVに感染しているかもしれません。ワクチンを接種しても効果は期待できませんか?
A.現在発がん性HPVに感染しているとしても、今後自然に排除される可能性は高いです。しかし、このウイルスは何度も感染することがあるため、ワクチンを接種して次の感染を防ぐことが大切です。ただし、ワクチンは接種前に感染している発がん性HPVを排除したり、発症している子宮頸がんや前がん病変の進行を遅らせたり、治療することはできません。
Q.まだ若いから、検診を受けなくても大丈夫?
A.子宮頸がんは比較的若い女性に多く見られ、特に20~30代の女性に急増しています。子宮頸がんは、若い女性の妊娠や出産の可能性を脅かし、尊い命を奪うがんなのです。若いときからきちんと検診を受けましょう。
Q.発がん性HPVは性交渉で感染すると聞きました。私は男性経験が多くないから、検診を受けなくても大丈夫?
A.複数のパートナーとの性交渉は、子宮頸がんのリスクを高めるといわれていますが、直接の原因ではありません。パートナーが1人の場合でも子宮頸がんになる可能性はありますので、必ず検診を受けましょう。
Q.子宮頚がん予防ワクチンには、サーバリックスとガーダシルという2つのワクチンがあると聞きましたが、違いは何ですか?
A.子宮頚がん予防ワクチン接種がH23年に公費で行なわれておりますが、この時には国内にサーバリックスのワクチンで行なっておりました。サーバリックスは子宮頚がんの原因となる、ヒトパピローマウィルスの16型と18型(2価)に効果がありますが、最近はガーダシルというワクチンも使用できるようになりました。ガーダシルは、ヒトパピローマウィルスの6型、11型、16型、18型(4価)に効果があり、子宮頚がん、外陰上皮内腫瘍、膣上皮内腫瘍、尖圭コンジローマの発症の予防となります。つまりより広い効果があるワクチンです。